立山登山

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中学校の自然教室の引率で富山県の立山へ登山に行ってきた。

20代前半の頃、登山にはまった時期があった。
最初は友人と登り達成感を共有する事が気持ちよくて、
『俺たちは3000m級の山しか登らねぇ!』というろくでもない合言葉をスローガンに沢山の山を攻めた。
そのうち個人的にも写真的な角度から山の魅力に取り憑かれ、ついには一人で
重たいカメラやレンズを何台もつみこんだ20kgほどのザックを背負って登山に出かけるほど好きになった(が、これはさすがに親からの猛反対を受けいつの間にか風化してしまった)。

3000m級の登山は言葉では表現しがたい程、辛い。
毎回登山をしながら、本当のところ『絶対もう行かない』と思ってしまう。
それなのに、家に帰って1週間程するとなぜかまた行きたくなる。
最初はそれが達成感からくるものだと思っていたが、どうやらそれだけではない事にそのうち気がついた。
偉そうな事を言うが、山を登るという事には普段の生活に役立つ『教え』みたいなものが沢山詰まっている。
とてつもなく辛い状況に直面したときに、自分と向き合ってどの様にそれを克服すればよいか考える。他人や本からの受けおりではなく、実体験として試した事を成功したり失敗したりする。登山をするにあたっての準備や体調管理がしっかりなされていなければ登山中にとんでもない目に遭うし、ほんとに辛くてもくじけずに頑張れば、その先には世界観が変わるようなご褒美が待っている。
普段ならば長い月日をかけて経験することを、登山を通して短い時間で経験できる。

挙げ出すとキリがないが、とにかく教わる事が多い。

話は戻るが、中学生の時期に先生方や登山ガイドさんの安全管理のもと、この3000m級の登山を体験できるというのは、本当に恵まれていると思う。
子供たちに貴重な経験をしてもらうためにどうすれば良いかという先生方の下準備も素晴らしかった。

自分の子供が中学生になって自然教室に行く時は、是非とも死ぬ程辛い登山を経験してほしい。
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by koume38 | 2011-07-05 19:12 | TAIZO